【440Hz】音楽とアートと時々文化

音楽、アート、文化について気ままに書きます。

【ゲーム音楽】ビット音楽の発展④:ゲーム音楽の最終形態

前回は、ゲーム界にポリゴングラフィックが登場した話をしました。

 

テクノロジーの進化によって、数々のソフトウェア制作会社が更に活躍を見せます。

 

コンソールの時代からソフトメーカーの時代へ

既にスーパーファミコンの時代からも、ソフトウェア制作会社による作品が人気を得ます。

スーパードンキーコングレア社ファイナルファンタジーシリーズのスクウェア社、ドラゴンクエストエニックス社などが代表的ですね。

(後に合併したのがスクウェア・エニックス社になります)

 

特にファイナルファンタジーシリーズは7作目以降からプレイステーションで発売され、ポリゴングラフィックを活かした演出は大ヒット。

以前から作曲に携わっていた植松伸夫氏によるBGMも、オーケストラを活かした壮大な編曲に変わっていきます。

 

特にプレイステーション初作でもあるFF7のヒットを受けて、FF8の制作には映画なみの予算がついての大規模プロジェクトに。

そしてシリーズ初の歌付きエンディングテーマも制作されます。

 

Faye Wong: Eyes On Me

www.youtube.com

 

この曲は、ファイナルファンタジーシリーズのBGM作曲で有名な植松伸夫氏が手掛け、なんと当時ゲーム音楽として初の日本ゴールドディスク大賞を受賞しました。

 

このあとも、ゲーム機の性能が上がるにつれて、より優れたグラフィックと音質を活かした、ゲームというより映画のような作品が増えていきます。

 

次回はゲーム作品が原作で、アニメや映画化されていった作品について紹介します。