【440Hz】音楽とアートと時々文化

音楽、アート、文化について気ままに書きます。

海外製の邦楽と和楽器の逆輸入

前回は、日本の現代音楽において和楽器や伝統音楽がオマージュされている例について紹介しました。

 

一方で、海外ミュージシャンが日本の和楽器や伝統音楽を取り入れてるケースも珍しくありません。

 

日本音楽を愛する海外ミュージシャン

 日本ではJPOPアーティストとのコラボなどから、メディアでも見かけるようになったのが、元アメリカのメタルバンドのメガデスMegadeth)のギタリストだったマーティ・フリードマンMarty Friedman)ですね。

 

Marty Friedman: 天城越え

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ハードロックに生まれ変わった「天城越え」もそうですが、演歌のこぶしをギターでここまで表現するのもすごいですね!

メガデスにいた当時も、和風の哀愁漂うギターソロが歴史に残ってますね。

 

Megadeth: Tornado of Souls

youtu.be

 

一方で、ロックやメタルだけでなく、ジャズで和楽器を取り入れているバンドもあります。

それがアメリカ出身の尺八奏者、ブルース・ヒューバナー(Bruce Huebner)率いるカンデラCandela)です。

 

Candela: Mogami (最上川舟唄)

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山形の民謡、「最上川舟唄」をモチーフにラテン調のジャズアレンジは見事、尺八の音色も見事に馴染んでますね。

 

日本に生まれたからには、日本の伝統楽器が現代に蘇ってルーツに触れ直すきっかけになればなと思いました。