【440Hz】音楽とアートと時々文化

音楽、アート、文化について気ままに書きます。

【グラムロック】西洋のヴィジュアル系②:ボウイとボランの後継者達

【グラムロック】西洋のヴィジュアル系①:化粧とラメとロックンロール

【ギター】レスポールの名を継ぐ音

昨日は、ロックの日ということで同日が誕生日のレス・ポール氏について書きました。 じゃあ、その名前がつくレスポールってどんなギターなの? 普段聴いてる音楽も、よっぽどの楽器好きじゃない限りどのギターが使われてるかまで意識しない人がほとんどだと…

【ロックの日】発明家でもあるレス・ポール氏の誕生日

今日は6月9日ということで、ロックの日! そして、ギターの機種にも名前がついたレス・ポール氏の誕生日でもあります。 今もご存命であれば105回目の誕生日となりますね。 発明家レス・ポール レス・ポールと言えばギタリストとしてだけでなく、様々なイノベ…

【ゲーム音楽】ビット音楽の発展⑥:ミュージシャンに愛され続けるゲーム音楽

何回かに渡って、作品中心に紹介してきたゲーム音楽ですが、ミュージシャンによって本格的なカバーも多くされてきました。 完コピするパターン ファミリーコンピュータの海外名称、Nintendo Entertainment Systemから頭文字を取ったNES BAND。 彼らはファミ…

【ゲーム音楽】ビット音楽の発展⑤:ゲームの枠を越えて

前回は、ゲーム音楽の進化についてレコーディング楽曲さながらの編曲について書きました。 ゲームのクオリティが上がる中で、ゲームの枠にとどまらない作品も出てきます。 コンソールゲームから実写映画へ 3Dグラフィックの登場以降、映画作品並みのストーリ…

【ゲーム音楽】ビット音楽の発展④:ゲーム音楽の最終形態

前回は、ゲーム界にポリゴングラフィックが登場した話をしました。 テクノロジーの進化によって、数々のソフトウェア制作会社が更に活躍を見せます。 コンソールの時代からソフトメーカーの時代へ 既にスーパーファミコンの時代からも、ソフトウェア制作会社…

【ゲーム音楽】ビット音楽の発展③:ポリゴングラフィックの登場

前回は、スーパーファミコンの時代でPCM音源がゲーム音楽にもたらした影響について書きました。 では、その後のゲーム業界はどのように進化したのでしょうか。 任天堂一強時代の終わり スーファミに続くゲームコンソールと言えば、ポリゴングラフィックによ…

【ゲーム音楽】ビット音楽の発展②:PCM音源による革命

前回は、ゲーム音楽の創世記としてファミコンの音楽について書きました。 逆に技術の制限があったからこそ、表現力や創造性の発揮された時代でしたが、後に技術発展によってゲーム音楽も大きな進化を遂げます。 16-bitとPCM音源の到来 スーパーファミコン、…

【ゲーム音楽】ビット音楽の発展①:ファミコンの本気

最近、お家時間が増えて、ゲーム業界は逆に売上が伸びてるらしいですね。 今ではスマホゲームがかなり増えましたが、昔は専用のゲーム機とソフトを使った、いわゆるコンソールゲームが主流でした。 そして実はゲーム機の技術発展と共に進化してきたのがゲー…

カフェミュージックでちょっと休憩

毎日ブログ書いてると、ふと一息つきたくなるときもありますね。 ちなみに、あなたにとってオススメの気分転換てありますか? 自分の場合は音楽を聴いたり、本を呼んだり、美術館に行ったりするのが好きですね。 カフェでゆったり 家にいるのも好きですが、…

【ギター】6弦楽器という伝統⑧:ギターという楽器

これまで7回に渡って、ギターという楽器の歴史から、あらゆる種類のギターについて触れてきました。 そこには技術の進歩、音楽文化の変化など、歴史の動きとともに楽器という技術が発展したというのも面白いですね。 総括:ギターの種類について 改めて、3種…

【ギター】6弦楽器という伝統⑦:飛び道具系ギターパーツ

前回は、音楽ジャンルの変化とともに進化したギターのボディシェイプについて書きました。 ボディシェイプもある程度固まったところで、ギタリストやギターメーカー達は更に表現力を追求し続けます。 音程揺らすトレモロブリッジ フェンダー社のストラトキャ…

【ギター】6弦楽器という伝統⑥:ギターシェイプも表現力

前回は、エレキギターがホロウボディからソリッドボディに変化した過程について書きました。 発売当初はフェンダー社によるギターが一躍人気を得ましたが、やはりイノベーションの浸透にはミュージシャンの活躍が一役買ってます。 ジミヘンとストラトキャス…

【ギター】6弦楽器という伝統⑤:ギターの常識はホロウボディ?ソリッドボディ

前回はエレキギターの始まりについて、ジャズ音楽シーンからのルーツを辿ってきました。 今回はエレキギターの後の発展について深堀りしていきたいと思います。 アコギに電気を流したホロウボディ 当時は、アコスティックギターの原型をベースに、電気信号に…

【ギター】6弦楽器という伝統④:ジャズから生まれたエレキギター

過去2回は、クラシックギターに始まりアコスティックギターとの違いについて実際の演奏者の動画を交えて紹介してきました。 一方で、現代のポップスやロックで最も馴染み深いであろうエレキギターはどう違うのでしょうか? 名前の通り電気を使うか使わないか…

【ギター】6弦楽器という伝統③:スチール弦のアコスティックギター

前回はクラシックギターが使われてきた音楽ジャンルについて紹介しました。 ではクラシックギターとアコスティックギター、良く似た2種類のギターはどう違うのか? 今日はアコスティックギターについて触れていきたいと思います。 フォークや弾き語りで活躍…

【ギター】6弦楽器という伝統②:クラシック音楽がルーツのナイロンギター

前回は、ギターという楽器のルーツから1800年代の原型に至るまでについて書きました。 今回はそんなクラシックギターの特徴について紹介していきます。 名の通り伝統音楽から発展したクラシックギター ギター自体、現振動がホロウボディで共振して鳴る楽器で…

【ギター】6弦楽器という伝統①:文化から辿るギターという楽器

前回は、和楽器として三線と三味線の違いについて紹介しました。 同じ弦楽器の中でも、西洋の6弦楽器のギターについてもいくつか種類があります。 ギターは馴染みあるようで意外と違いを説明できない人も多いのでは? 歴史で辿る6弦楽器 元々ギターという楽…

【和楽器特集】三線と三味線の違いは?

最近、和楽器や日本の伝統音楽について書いてきましたが、和楽器の中でも世界的に有名なのが三味線ではないでしょうか。 一方で、三味線に良く似ていて異なる三線、この2つの違いって気になったことありませんか? 今日は2つの違いについて簡単に触れてみた…

海外製の邦楽と和楽器の逆輸入

前回は、日本の現代音楽において和楽器や伝統音楽がオマージュされている例について紹介しました。 一方で、海外ミュージシャンが日本の和楽器や伝統音楽を取り入れてるケースも珍しくありません。 日本音楽を愛する海外ミュージシャン 日本ではJPOPアーティ…

和楽器と日本音楽のリメイク

以前、クラシック音楽が現代に蘇る例をいくつか取り上げました。 クラシック音楽が西洋の伝統音楽だとすれば、日本にももちろん伝統音楽がある訳です。 そして日本には日本特有の和楽器として三味線、琴、琵琶、尺八、和太鼓などがあります。 そういった和楽…

【ネオクラシカル】クラシックの生まれ変わり③:和製ネオクラの台頭

前回は、ネオクラシカルメタルが広まったシーンとしてヨーロッパのバンドをいくつか紹介しました。 ただ、ネオクラシカルが母国以外で最も売れた地域というのがあるのですが、分かりますかね? 実は、日本なんです。 そう、80年代の日本のメタルシーンもネオ…

【ネオクラシカル】クラシックの生まれ変わり②:90年代への発展

前回はクラシックがヘヴィ・メタルと融合したネオクラシカルメタルについて少し触れました。 今日はいくつか後のネオクラシカルシーンのバンドをいくつか紹介したいと思います。 ネオクラシカルの生まれの地=北欧メタル イングヴェイ・マルムスティーンもス…

【ネオクラシカル】クラシックの生まれ変わり①:誕生はスウェーデンの地にて

前回の記事では、クラシック音楽のカノン進行がいかに多くの現代JPOPに使われてるかを取り上げました。 ただ、クラシック曲が現代に蘇ったのは最近の話だけではないのです。 そもそも、クラシック(classical)という言葉自体が傑作、伝統的という意味を持つ…

カノン進行、聴いたことあるカノン?

定食屋さんとかで流れてるオルゴールBGMってJPOPの名曲が流れてたりするのですが、あのオルゴールの音(時にはピアノ、木琴だったり)って何か耳心地いいですよね。 あとは、JPOPのメロディが聞き覚えのあるメロディというのも安心感が湧くのだと思います。 …

【ミュージカル】歌って踊れる役者たち⑨:アニメーションからのリメイク作品(後編)

前回の記事では、アニメーションからミュージカル舞台に逆輸入された例として、ディズニー作品をいくつか紹介しました。 とはいえ、ディズニーだけではありません。 ここ数年、ミュージカル界に異色の風を巻き起こしてるのが、いわゆる「2.5次元ミュージカル…

【ミュージカル】歌って踊れる役者たち⑧:アニメーションからのリメイク作品(前編)

前回は、元々舞台や実写映画から始まったミュージカル映画がアニメーションでも形になった例としてディズニー映画をフィーチャーしました。 今回はその逆、アニメーションから舞台に逆輸入された作品たちを紹介します。 アニメーションから舞台へ ディズニー…

【ミュージカル】歌って踊れる役者たち⑦:舞台からアニメーション映画へ

以前、ミュージカルの前身としてオペラ歌劇というジャンルを紹介しました。 その時の共通点としては、歌を主軸とした舞台であるということですたが、歌を主軸した映画といえば誰もが知っている作品シリーズがあります。 ウォルト・ディズニーとアニメーショ…

【ミュージカル】歌って踊れる役者たち⑥:オペラ歌手からプロ歌手へ

こうやってブログを書いてると、書く過程で色々勉強になるのでいいですね。 そして前回はミュージカルの前身としてオペラ歌曲をいくつか紹介しました。 大衆音楽と言えばクラシック、オペラだった時代がある訳ですから、アイーダを作曲したジュゼッペ・ヴェ…