【ミュージカル】歌って踊れる役者たち⑤:元祖ミュージカル、オペラという歌劇
「ミュージカル」という言葉を聞いた時に、ミュージカル作品とそれ以外を区別するものって何だと思います?
作中に役者が歌を歌うかどうか?ダンスシーンとか?
ミュージカル時代の前の歌劇
前回の記事で「オペラ座の怪人」の話をしましたが、そう、オペラとは元々歌を主軸とした舞台なんです!
ある意味、ミュージカルという言葉が生まれる前に最もミュージカルに近いジャンルですね。
とは言え、オペラと聞いて曲名がパッと思いつく人は少ないかも知れません。
ただ、曲名を知らずとも意外と耳に残ったりするのが名曲だったりします。
Carmen: L'amour est un oiseau rebelle
このイントロのピアノは象徴的、そしてピアノインストとしてもフィーチャーされることがあるので、子どもの頃にピアノ教室やオーケーストラをやっていた人なんかは弾いた経験があるかも知れませんね。
Aida: Gloria all'Egitto
知ってる人も知らない人も
こういう曲紹介をする時に、「あ、知ってる!」という人もいれば、「うーん、知らない、、」という人もいるでしょう。
ただ、いずれにしても、深堀りすると味わい深く、一度知ることで生活で再会する度に日常が彩りを増すのが名作の魅力かなと思います。
実は意外なところに流れてる、そんなオペラの名曲ですが、次回はオペラ界から売れていった音楽家たちを紹介します。