【440Hz】音楽とアートと時々文化

音楽、アート、文化について気ままに書きます。

【ミュージカル】歌って踊れる役者たち④:何度でも蘇る名作

ミュージカルから生まれた歌はそのあと何度もカバーされるものが多いですが、ミュージカル作品そのものがリメイクされることも珍しくありません。

 

 

リメイクされたミュージカル映画

2000年代のあのミュージカル映画が、実はもっと前に出た映画のリメイクだった!という発見はよくあるもの。

作品と曲ともに有名な例を2つほど紹介します。

フットルース(Footloose)

社会への反発をダンスを通じて表現する若者たちの話ですが、男女が腰を振って踊るのが卑猥とされていた80年代の映画が、世の中の価値観も変わった2000年代どう演出の変化を見せるかが興味深いです。

 

曲自体は時代を超えても色褪せないですね。

 

1984年版

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2011年リメイク版

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オペラ座の怪人(Phantom of the Opera

原作はフランス小説を元にしたミュージカル作品。

 

若い歌姫がとあるオペラ座で「天使」の声を耳にするが、その声の主はオペラ座に住む怪人というホラーロマンス。

物語もそうですが、怪人が放つ絶妙な怖さと悲しさが引き込まれる作品です。

 

1986年版

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2004年リメイク版

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このオルガンによるイントロは聴いたことある人も多いのではないでしょうか?

実はこの曲、ミュージカル曲としては珍しく、メタルバンドによってカバーされています。

 

Phantom of the Opera - Nightwish

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尖ったギターとも相性抜群で、これまた独特な世界観を醸し出します。

 

曲のルーツを辿っていくと色んな時代や文化に触れることができるのもミュージカルの面白さですね。

次回は、広義の意味でのミュージカルに対象を広げて色々紹介していきます。