カノン進行、聴いたことあるカノン?
定食屋さんとかで流れてるオルゴールBGMってJPOPの名曲が流れてたりするのですが、あのオルゴールの音(時にはピアノ、木琴だったり)って何か耳心地いいですよね。
あとは、JPOPのメロディが聞き覚えのあるメロディというのも安心感が湧くのだと思います。
このブログでは、過去の名曲を色々紹介したり、現代版のカバーなどを見つけたりしてますが、実は全く異なる曲同士でもビックリする共通点があったりします。
そう、それがコード進行。
コード進行はすべての土台
音楽経験者の中でもクラシック音楽を学んだ人にとっては、コードという概念があまり馴染みないのがコードというものですが、複数の音が同時になる和音のことですね。
そして、その和音が時系列に連なってることをコード進行と呼びます。
どんな分野でも王道の正攻法があるように、ヒット曲にもよく使われてるコード進行というのがあります。
その中でも有名なのがいわゆる「カノン進行」と呼ばれているものです。
元と言えば、作曲家パッヘルベル(Pachelbel)の「カノン」という曲で使われていることで有名なコード進行です。
このメロディを聴いたことある人も多いのではないでしょうか。
この代表的なコード進行がJPOPでも多く使われていて、YouTubeでもまとめ動画があるくらいです。(しかもPart 3まであります)
カノン進行が使われているJPOPメドレー
こうやって聴くと、「あの曲とあの曲が!?」という驚きもあります。
とはいえ、コード進行が一緒でも、メロディや編曲が違えば全く違う曲が出来上がるというのも面白いですね。
そして「カノン」といえば一時期ネットで話題になったロックギタースタイルのカバー、Jerry Cによる「Canon Rock」は原曲に忠実でありながらロックの疾走感と歪んだギターが特徴的。
Jerry C: Canon Rock
クラシック曲とロックギターは意外と相性がいいと言うか、この組み合わせは実はかなり多く存在します。
次回はその辺もより詳しく書いていけたらと思います。