【ネオクラシカル】クラシックの生まれ変わり②:90年代への発展
前回はクラシックがヘヴィ・メタルと融合したネオクラシカルメタルについて少し触れました。
今日はいくつか後のネオクラシカルシーンのバンドをいくつか紹介したいと思います。
ネオクラシカルの生まれの地=北欧メタル
イングヴェイ・マルムスティーンもスウェーデン出身ですが、スウェーデン、フィンランド、ノルウェーといった北欧国はなぜだかこの系統のバンドを多く輩出しています。
挙げたら数え切れないですが、ネオクラシカルが分かりやすく現れてるバンドとして紹介するのがフィンランド発のバンド、ストラトヴァリウス(Stratovarius)。
一般的にイメージするメタルからは想像のつかないオーケストラ編成のイントロから、突然疾走するドラムとギター、ハイトーンボーカルが特徴的です。
Stratovarius: Anthem of the World (アルバム"Destiny"より)
一方で、イタリア発のバンド、ラプソディー・オブ・ファイア(Rhapsody of Fire)は疾走感はもちろん、クラシック音楽に加えて民族音楽っぽい要素も時折織り交ぜた曲が印象的。
Rhapsody of Fire: Dawn of Victory
ヨーロッパメタルの真骨頂
やっぱりクラシックの本場、ヨーロッパならではの表現力だなと思います。
ただ、実はヨーロッパ以外でも意外な国でもネオクラシカルは発展しているのです。
次回はその国のバンドシーンについても少し紹介していきたいと思います。