【440Hz】音楽とアートと時々文化

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【ギター】6弦楽器という伝統②:クラシック音楽がルーツのナイロンギター

前回は、ギターという楽器のルーツから1800年代の原型に至るまでについて書きました。

今回はそんなクラシックギターの特徴について紹介していきます。

 

名の通り伝統音楽から発展したクラシックギター

ギター自体、現振動がホロウボディで共振して鳴る楽器ですが、クラシックギターの特徴としてはナイロン弦を使った柔らかい音色です。

 

クラシックギターと呼ばれるだけあって、最初はクラシック音楽の名曲がギター用に編曲されて演奏されていました。

実際、バッハの曲などギターで演奏しても様になりますね。

 

J. S. Bach

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一方、現代音楽だとラテン系の音楽ジャンルでも良く使われており、スパニッシュギター、フラメンコギターと呼ばれることも。

今のギターシェイプもスペインで造られていたギターがベースとなったそうです。

 

1800年代後半で活躍していたフランシスコ・タレガ(Francisco Tárrega)はクラシックギターの父とも呼ばれ、後のスパニッシュギターに影響を与えたことでしょう。

 

Francisco Tárrega: Capricho árabe

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そんなクラシックギターですが、最近のポップスでも良く見かけるアコスティックギターとは何が違うのでしょうか?

次回はアコスティックギターの特徴と音楽ジャンルについて紹介していきます。