【ゲーム音楽】ビット音楽の発展③:ポリゴングラフィックの登場
前回は、スーパーファミコンの時代でPCM音源がゲーム音楽にもたらした影響について書きました。
では、その後のゲーム業界はどのように進化したのでしょうか。
任天堂一強時代の終わり
スーファミに続くゲームコンソールと言えば、ポリゴングラフィックによる3D映像が印象的なニンテンドー64。
そしてゲーム機業界で任天堂社と対等に渡り合ったのが、ソニーエンタテインメント社によるプレイステーション、セガ社によるセガサターンなどでした。
3Dグラフィックに加え、音楽も打ち込みだけでなく生演奏を録音したものが登場し、当時からしたら衝撃でした。
スーファミの時代くらいまでは、コンソールメーカーがそのままソフトウェア作品でもヒット作を生み出すことが多かったです。
スーパーマリオ、ゼルダの伝説、メトロイドなどもすべて任天堂作品です。
プレイステーションのシェアを拡大する中で、ソニーエンタテインメント社もクラッシュ・バンディクーというキャラクターが主役のゲームを発表したりします。
ただ、3Dグラフィックの恩恵もあってか、コンテンツ力が勝負となった中でソフトウェア専門メーカーも以前に増して存在感を増してきます。
次回はそういったゲーム名作から生まれたゲーム音楽の名曲について紹介したいと思います。