【ゲーム音楽】ビット音楽の発展⑤:ゲームの枠を越えて
前回は、ゲーム音楽の進化についてレコーディング楽曲さながらの編曲について書きました。
ゲームのクオリティが上がる中で、ゲームの枠にとどまらない作品も出てきます。
コンソールゲームから実写映画へ
3Dグラフィックの登場以降、映画作品並みのストーリーと演出が実現可能になりました。
実例は数多くありますが、アクションシーンとの親和性で人気を誇ったのがカプコン社によるバイオハザードシリーズ。
生物兵器の研究をしている企業が、ウイルスを漏洩してしまいゾンビが大量発生するという分かりやすいSFホラー作品。
生物兵器の演出もアクションシーンの完成度は映画ならではですね。
バイオハザード(ゲーム版)
バイオハザード(映画版)
ゲーム作品と映画作品では若干ストーリーの違いや、映画独自の主人公アリスの登場などもあり、シリーズ作品のファンとしてはどちらも違った楽しみ方があります。
PCゲームからアニメ作品へ
ゲームからアニメ化された作品も少なくありません。
これは特に、サウンドノベルと言って静止画のイラストと字幕によって物語が進むゲームジャンルからの移行が多いです。
特にアニメ作品の完成度でも有名なのがシュタインズ・ゲート(Steins Gate)。
ほのぼの日常系の始まりから、タイムトラベルのパラドックスを描いたSFサスペンス作品です。
サウンドノベルは、ゲームでありながら歌付きの主題歌がつくことが多く、今作品もゲームとアニメと一環していとうかなこ氏による歌が使われています。
シュタインズ・ゲート(ゲーム版)
シュタインズ・ゲート(アニメ版)
つい個人的な趣味のSF作品の紹介に偏ってしまいましたが、他にも名作はたくさんあるので、是非おすすめなどをコメント欄で教えてください。