【ゲーム音楽】ビット音楽の発展①:ファミコンの本気
最近、お家時間が増えて、ゲーム業界は逆に売上が伸びてるらしいですね。
今ではスマホゲームがかなり増えましたが、昔は専用のゲーム機とソフトを使った、いわゆるコンソールゲームが主流でした。
そして実はゲーム機の技術発展と共に進化してきたのがゲーム音楽でした。
8-bit時代のファミリーコンピュータ
ゲーム機の創世記とも言える時代に名を残したと言えば、任天堂のファミリーコンピュータが有名なのではないでしょうか。
当時の任天堂が制作したゲームタイトル達の中には、後にも人気シリーズとして続いてるものもあります。
この辺りのBGMは聞き覚えあるのではないでしょうか?
当時のゲーム音楽は、ファミリーコンピュータ本体のメモリ容量の制限により、同時に3つの音+ノイズの計4つの音までしか鳴らせませんでした。
例えるなら、3ピースアンサンブルとドラムのような構成でしょうか。
音色も、パルス波と三角波による電子的な音のため、かなり音表現に制限がありました。
その中でも、メロディ、和音、リズムを駆使した曲作りは、音の制約を忘れさせるくらい、ゲームの雰囲気を見事に表現しています。
ロックマンの曲などは、見事に疾走感と緊張感をつくりだしていて、ネット上でも人気曲として有名ですね。
ちなみに、ファミコンの技術を小型化して発売されたのがゲームボーイです。
ファミコン同様、8-bit音源によるBGMですが、見事な作曲ですね。