ヒーリングミュージックと1/fゆらぎとユーミン
私事ですが、最近寝る前についパソコンやスマホを長時間見てることが多く、寝る時になってしばらく寝つけなかったり。
なので、YouTubeとかで良さげなBGMを探して、音楽をかけながら眠りにつくのを試してます。
結局YouTubeで探してる過程でスマホのブルーライトを浴びまくりなので果たしてプラスマイナスで効果的なのかは疑問ですが、、、。
心地よい周波数
人間には生物学的に心地よい音というのがあるようで、この分野はかなり研究されているようですね。
詳しくは分からないのですが、胎児の頃に母体の中で聴こえる音の記憶や、自然界の音などが影響しているとのこと。
最近YouTubeで調べた例だと、それっぽい動画音源が。
そう言えば昔、親が家で海の音とかを流してるのを思い出しましたが。CDでも普通に販売してるみたいですね。
ヒーリングミュージック、ニューエイジなどで検索すると色々出てきます。
1/fとゆらぎ
ヒーリングミュージックの文脈でたまに聞くのが、「1/f」または「ゆらぎ」 というもの。
この1/fというのは、スペクトルが周波数に反比例してる傾向の音のこと。
極端にシンプルな言い方をすると、低い周波数の方が強く、高い周波数の方が弱いノイズのことを言います。
さざ波の音を想像するとイメージしやすいと思いますが、この1/fという特性は自然界に多く現れるもので、熱伝導による金属の抵抗ノイズや、ニューロンの電子パルスにも見られるとか。
そして人は音や光を通じて1/fゆらぎを観測すると、自律神経が整うそうです。
これ以上詳しいことはこちらから。
ユーミン
1/fゆらぎは人の声にも現れると言われ、Wikipediaには名前は挙がってませんが、その一例がユーミンこと松任谷由実さん(旧姓:荒井由実さん)。
ユーミンは声も然ることながら、曲調も不思議と安らぎを感じるものが多いなと。
心を掴むものの、テンションが上がるような気分の高揚ではなく、アップテンポな曲ですら落ち着くという印象。
世代を超えて有名な曲と言えば、ジブリ映画「魔女の宅急便」でも有名なこの2曲。
魔女のキキが実家を出て遠い街の夜空を飛んでる光景や、エンドロールでトンボが自転車を漕いでる光景が思い浮かびますね。
映画で使われた曲だからこそ、曲そのものだけでなく、映画という作品や当時の自分という思い出がセットでついてくるのも音楽の面白いところ。
一方でどこか大人っぽい世界観を醸し出しながら、卑猥さを微塵も感じさせない色っぽい歌詞のこの曲。
「骨まで溶けるような、テキーラみたいなキス」てどんなんだろうとか考えてしまいます。
なのに、ユーミンの声だとドキドキというよりうっとりという感覚。
科学的根拠もあるのでしょうけど、感覚的にしか表現できない境地ですね。
1/fゆらぎはそれ自体がコンセプトのアルバムになるくらいなので、是非あなただけの1/fゆらぎ探求してみてください。
関連商品でたまたま見つけたカーペンターズ、言われてみれば1/fゆらぎっぽいかも?